草食系男子らしいですね。

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アグアルディエンテ

サトウキビを原料とした蒸留酒としてはラムの一種といえますが、広くメキシコ以南の中米諸国では、単式蒸留器で1回のみ蒸留し、原料由来のコクや風味をしっかりと残した、いわば原始的なケイン(cane=サトウキビ)スピリッツをアグアルディエンテ(=燃える水)と呼んで愛飲しているそうです。

決して気取った高尚な酒ではなく、税金も安く、地元のお祭りなどでも振舞われるなど、庶民に広く愛され、日常的によく口にするお酒です。日本で例えるならば、焼酎のポジションにあたるといいましょうか。主観的にはなりますが、おそらくまぁ良きも悪きも"だらしないお酒"です。

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★バリアイ
 アグアルディエンテ 7年

キューバ東部オルギン地区で生産される、アグアルディエンテの伝統的ブランドです。
こちらは樽で熟成したもの。






昨今巷で大人気のモヒートも、キューバではラムではなく、このアグアルディエンテをもって作られると伝え聞きます(draque=ドラクェと呼ばれる)。ずいぶん昔から、このジャンルについて少ないながらも情報はありましたが、こんな下等な酒(失礼w)はバーでわざわざ取扱う必要があるのか…なんて認識が主流で、仕入れることもありませんでしたが、そこはやはり使ってみなければ分かりませんがな。ということで、取り寄せてみました。

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一番の契機は、先日もご紹介した イエルバブエナ (キューバ産のハーブ)で、コレとあわせたカクテルメイクに自分なりの答えを求めるためです。これから色々と試してみるつもりです。ネットも世界中に普及し、変化してゆく世界情勢のなかで、バーマンも国内の情報と、今までの業界の常識にこだわってばかりじゃいけませんものね。

毎日これだけ暑ければ、飲みたいものや美味しさを実感できるものも変わってゆくでしょう。少なくとも適宜、求められる帯域は幾許かシフトするように思います。これは伝統の放棄ではなく、サービス業として対応可能な領域を拡大させる必要を意識しての発言です。なんちゃってオリジナリティを発動して勘違いするつもりは毛頭ありません。あくまで自分の知らない歴史や文化を謙虚に学び、最終的には自分のフィルターを通してですが、お客様に(誠意ある娯楽として)提供できれば、これに如くはなしかと存じます。

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キューバには主要輸出品目である砂糖に専用の省庁(砂糖工業省/テクノアズーカル)があり、ここが一切の管理をしているようで、日本に輸入されている熟成しないアグアルディエンテについては、現在ここが直接発売している以下の2本に限られるようです。
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★サンテロ
 アグアルディエンテ
(←左画像)


★ムラータ
 アグアルディエンテ
(画像右→)
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by kirkwall | 2012-08-10 07:18 | 新入荷

私は人間だった。それは戦う者だということを意味している。


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